VOICE先生の声
幼稚園
寺崎 和香 教諭
出身地:京都市
採用年度:令和4年度
子どもの頃、最も印象に残っている「先生」との思い出を教えてください。
私が年長のとき、先生が竹馬の練習を一緒にしてくれたことが印象に残っています。「乗りたい」と言った私の気持ちに寄り添い、乗れるようになるまで練習に付き合ってくれたことがとても嬉しかったことを覚えています。とてもパワフルな先生で、竹馬の他にも私が「やりたい」と言ったタイミングを逃さずに、とことん付き合ってくれました。
教師を目指した理由と、その中で京都市を目指した理由を教えてください。
教員を目指したのは、子どもたちの成長を間近で感じたり、支える一員になれたりすることに魅力を感じたからです。
私自身、幼稚園から京都市の教育を受け、様々な経験をさせていただきました。その経験や学びを支える教師の存在がいかに大切かということを学生時代に肌で感じ、京都市で働きたいという気持ちをもつようになりました。
教職のやりがいについて教えてください。
子どもたちの笑顔は、日々のやりがいにつながっています。幼稚園で過ごす毎日が幸せなものであってほしいと願っているので、笑顔がたくさん見られたときは私もとても嬉しくなります。また、子どもの考えることは本当に面白く、日々子どもたちと過ごしてその考えに触れられるのが楽しいです。
保育後、子どもたちのその日の姿をもとに次の日の保育の展開を考えたり環境を整えたりする際は悩むことも多いですが、子どもたちが生き生きと遊ぶ姿を見られると、時間をかけて準備してよかったな、と思います。
仕事に対する意識やワークライフバランスなど、教師として働く中でご自身が大切にしていることを教えてください。
ワークライフバランスをとるのはなかなか難しいですが、仕事以外にもうひとつの柱をもつことを心がけています。自分の好きなことを楽しむことでリフレッシュでき、仕事を頑張る気持ちをもつことができます。
現場で感じる京都市の学校教育の特徴、強みについて教えてください。
遊びの中の学びを大切にしていることは、現場でとても感じます。子どもたちが十分遊びこむことができる援助や環境を、他の先生方とも意見を交わしながら考えることができる点が強みだと感じています。
最後に、教師を目指すべきか悩んでる受験生や、どの自治体を受験するか悩んでいる受験生に一言!
私は、こんなにたくさん笑いながら過ごせる仕事は他にないと感じています。悩むことも多いですが、子どもたちの姿から学び、子どもたちと一緒に成長できる点が教師の魅力だと思います。自分の保育観と自治体の教育理念を照らし合わせ、自分らしく働けるところを見つけてもらい、それが京都市であることを願っています。