Q&A

よくお問合せいただくご質問と、その解答をご紹介します。

目次

試験対策に関する質問

質問1. 京都市の教職に就くために大学生の間にどのようなことを身に付ければよいでしょうか。

基本的な知識はもちろんですが、例えば、コミュニケーション能力を養い、多くの人との関わりの中から、相手を思いやる心を身に付けることも教員として必要なスキルを身に付けるのに役に立つかと思います。

また、教壇に立てば、新卒もベテランも子どもや保護者からすれば同じ先生となります。今のうちにできるだけ専門性を高めるようにしておいてください。

質問2. 専門性を高めるためにはどうすればよいでしょうか。

教育実習で積極的に授業させてもらったり、京都教師塾を活用したり、また学生ボランティアや校務支援員などを経験したりするなど、学校現場を経験するのが最も近道です。

質問3. 学生ボランティアは、京都市内の学校でなければいけないのでしょうか。

京都市内の学校に関わらず、大学から近いなど、自身が続けやすい条件の学校へ行くことをおすすめします。

質問4. 現在講師をしており、勉強時間が限られている中、どのような点を意識して、試験対策をすれば良いでしょうか。

一定の講師経験がある方は、一般教職教養試験の免除特例を利用することができますが、それでも他の試験対策のためのまとまった勉強時間は取りにくいと思います。ただ、自分のための時間は意識して作るものです。それは教諭として正規採用されてからも同じです。生活の中に勉強時間をどう組み込めるかの工夫は必要であり、講師をされながら合格されている先輩たちも多くいますので、希望をもって頑張っていただきたいと思います。

過去の傾向も参考にしつつ、最近の学校教育についても理解を深めておくとよいでしょう。

また、講師としての勤務の中で、ご自身の力を延ばすということも大きな意味があると思います。実際に学校での勤務を経験されていることは採用への遠回りにはならないと思います。

質問5. 過去の試験問題はどこで見ることができますか。

京都市情報公開コーナー(京都市役所。平日9時から17時開館。)で過去3年分の問題等を閲覧、コピー(有料)することができます。

質問6. 教員にとって大切な力とは?

いつまでも学び続けようとする気持ちを持ってください。教員として少しでも自分自身の力を伸ばすよう、学び続ける姿勢を持つことが大切です。

なお、京都市として目指す姿を、キャリアステージや職毎に示しております。詳細をご覧になる場合は、下記リンクからご確認ください。

質問7. 京都市立学校・幼稚園の様子が知りたいです。

下記URLから各学校・幼稚園のHPがご覧いただけます。

質問8. 現職の先生の声が聞きたいです。

下記URLに、教員へのインタビュー動画を掲載しています。ぜひご覧ください!

試験制度・評価などに関する質問

質問1. 1次試験の面接の日程変更は、「原則として、個別に調整することはできない」と書かれておりますが、例外などありますか。

一部の方のみ対応することは困難であるため、例外はありません。

質問2. 専願と併願で選考に影響はありますか。

各校種区分で選考を行いますので、影響はありません。

質問3. (小学校と総合支援学校を併願するなど、)併願を行う場合、各校種区分の専門試験を受験しなくてはならないのでしょうか。

志願するすべての校種区分の専門試験を受験する必要があります。詳しくは実施要項の「第1次試験の留意事項」をご覧ください。

質問4. 人物評価では、どのような点をみておられますか。

教員としての使命感や様々な教育課題、学習指導、生徒指導に対する考え方など、教員としての適性を総合的に見ております。

質問5. 「大学推薦」では「一般」で受験するのとは違い、厳しい目で見られるのでしょうか。

「大学推薦」と「一般」で、採点基準が異なることはありません。ただし、「大学推薦」はその名のとおり、大学、学長からの推薦を受けて受験されているということになりますので、京都市が第一志望であるといったことを前提に評価を行います。その覚悟をもって、受験していただければと思います。

校種・職種などに関する質問

質問1. 幼稚園と小学校の人事交流にあたり、幼稚園の免許は必須でしょうか。

幼稚園への配属には幼稚園の免許が必要となります。

質問2. 小学校の教科担任制について、将来的には中学校と同じ教育方法になるのでしょうか。

現在すべての小学校で教科担任制を推進しているところではありますが、今後も国の議論も注視しながら、「働き方改革」と「教育の質の向上」を目指し、効果的な運用を、引き続き検討していきます。

質問3. 部活動で、自分の専門以外の種目を持つこともあるのでしょうか?

できる限り配慮はしますが、専門以外の顧問を持つ可能性もあります。ただし技術指導に不安がある場合や、教員の負担軽減のために、外部の指導者が部活動の指導などを行う部活指導員・外部コーチなどの制度があります。

また、現在、国でも議論が進められている部活動地域移行について、本市でも実践研究や課題整理などを行っており、教員・生徒・保護者など関係する方々にとって、より良い取組になるよう検討しています。

質問4. 私は総合支援学校を志望しているのですが、聴覚障がいの子ども達と関わりを持ちたいと考えています。京都市の総合支援学校で採用された場合、聴覚障がいの子ども達と関わることはできるでしょうか。

京都市の総合支援学校は「総合」の名のとおり、障害種別を隔てずに、様々な障害を持った子どもたちが、共に学ぶ地域性の学校です。地域の小・中学校と交流及び共同学習で一緒に学ぶ場面ももちろんあります。障害種別としては、知的、肢体不自由、病弱の子どもたちが多いですが、様々な障害を併有している場合も多くあるので、聴覚障害の子どもに限らず、あらゆる障害種別の子どもたちと関わっていただくことになります。

また、聴覚障害の子どもたちが通う、小学校・中学校の「難聴学級」を京都市では設置しており、そこで専門的に聴覚障害のある子どもの指導を行う、という専門性の発揮の仕方もあります。

質問5. 養護教諭を採用する上で、最も重視していることは何ですか。

子どもの命を守る、ということはすべての教職員にとって最も重要なことの一つですが、養護教諭は教諭とは異なる専門性(保健管理、保健教育、健康相談、保健室経営、保健組織活動)が必要です。また、学校保健活動の中心となって運営を行えるように、教職員や専門家、専門機関と連携するコミュニケーション力など、様々な点で資質を高めていただけたらと思います。

 

勤務条件に関すること

質問1. 京都市と京都府とでは何が違いますか?

京都市で採用された方は、京都市内の学校・幼稚園での勤務となり、京都府で採用されましたら勤務先は京都府全域の学校での勤務となります。

質問2. 勤務先が今住んでいる家から遠くならないか心配です。

配置校については教職員のキャリアや全市的観点から決定いたしますが、通勤時間等についても最大限配慮いたします。

質問3. 教員は忙しいと聞き不安です。京都市での働き方改革について教えてください。

本市では、令和2年3月に在校等時間の上限を設定するとともに、在校等時間の縮減に向けた具体的な取組等について記載した「京都市『学校・幼稚園における働き方改革』方針」を策定し、学校・地域・教育委員会が一丸となって超過勤務縮減に向けた取組を推進しております。詳しくは下記URLをご参照ください。

質問4. 子育てをしながら教員として働けるか心配です。

産休に入る際の円滑な引継を可能とするため、産休補充講師の先行配置を行っておりまた、育児休業復帰予定者への研修をオンライン配信するなど、復帰時の不安軽減にも努めています。

さらに復帰後も、多くの方が育児短時間勤務などの制度を活用し、子育てと仕事を両立されています!

その他、各種休暇制度等の詳細は、下記URLをご参照ください。
 

その他、試験要項の17から19ページにもQAを設けております。

令和4年度に実施した、採用試験の要項はこちらから