小学校
松蔭 麻衣 教諭
出身地:徳島県
採用年度:平成23年度
とにかく子どもが好きで、子どもに関わる仕事がしたいと思っていました。企業への就職と迷う時期もありましたが、成人式の時に小学校時代の恩師と再会し話をする中で、小学生のときだけではなく大人になった今でも憧れる、こんな先生になりたいと思いました。そして、教育実習で子どもたちの素直でひたむきな姿に心打たれ、やはり教員になりたいと強く思いました。
産休に入る時に、子どもたちと学年の先生が内緒で激励会の準備をしてくれました。今まで担任してきた3学年分の子どもたちの寄せ書きを子どもとたちと保護者の方が集めてくれました。本当に嬉しくて子どもたちと一緒に号泣したのが思い出です。
誰かを喜ばせたい、勇気づけたい、そんな優しく純粋な子どもたちに出会い、心温まる感動があるのは教員の仕事だからこそだと思います。
子育てとの両立のために、育児短時間勤務で育成学級担任をしています。週3日出勤し、他の日は子どもとゆっくり過ごしたり、家事などをする時間にしています。子どものお迎え時間に間に合うように、その日の仕事の優先順位をつけて効率よく仕事することを意識しています。
育児のために連日仕事を休まないといけない時、同僚の先生が「学校は誰かが代わりをしてくれるけど、お母さんは1人しかいないんだから、遠慮せずに休んで。」と言ってくださったことが本当にありがたかったです。職員室はいつも笑い声で溢れていて、管理職の先生が、家庭第一に考えてくださるのでとても働きやすい職場です。
京都市は、子どもたちの学びの意欲を高めるために早い段階からICT機器や空調整備の全学級への導入を進めるなど、教室環境がとても整っていると思います。教員の仕事は、もちろん大変なことやしんどいこともありますが、それを吹き飛ばすぐらいの感動に出会うこともできる素晴らしい仕事だと思います。
子どもが心を開いてくれる瞬間に出会った時、大きなやりがいを感じますよ。