総合支援学校
橋本 瑞希 教諭
出身地:京都市
採用年度:平成29年度
「ひとりで叶えられる夢の数には限りがあるけど、学校の先生は、みんなの夢を叶える一部分になれるから、すごいおもしろいし、幸せやで。」中学生の時に聞いた先生の一言が、「教員」という職業を意識する最初のきっかけとなりました。
高校でも生徒に寄り添い、励まし、一緒に進んでくださる先生方に出会い、「私も生徒と一緒に夢を叶えていきたい!」と思うようになりました。
院内学級の授業では、担当教科の授業、道徳・学活・総合的な学習の時間・自立活動など、全ての授業でタブレット端末とTV会議システムが欠かせません。
5つある院内学級や、本校・病室・自宅にいる生徒同士をつないで、授業をしています。
人数は多くないですが、同学年の仲間と一緒に過ごし、意見交流をしながら学ぶ時間は、入院している生徒にとって大切な時間になっています。
病気やけがで入院している小・中学校の児童生徒が学ぶ学校です。「教育の場」として「本校」「国立病院(京都医療センター)分教室」「京大病院分教室」「府立医大病院分教室」「第二赤十字病院分教室」「市立病院分教室」、そして京都市の東部と南部の病院に入院している子どもたちには「訪問教育」があります。
職員室では、子どもの様子を伝え、相談しやすい暖かい雰囲気があります。また、授業中も病棟へ連絡が必要になることが多く、気が付いた教員が積極的にフォローしながら、授業を進められるようにしています。
お互いを思いやり、笑顔も多く、にぎやかな雰囲気なので、安心して楽しく仕事ができます。
総合教育センターでは、長期休業期間中に、様々な研修が実施され、特別支援教育に関する研修だけでなく、小・中学校の先生対象の研修でも、受講可能なものがたくさんあります。
人権教育や、やさしい日本語の研修では、他校種の先生の経験を伺う機会が多くありました。様々な経験に裏付けされた、深い意見に触れる機会が多くあり、研修に参加することで、自分の視野を広げることができました。
忙しい毎日ですが子ども達の素敵な姿や、新しい発見があるお仕事だと思っています。ぜひ自分の力を信じて頑張ってください。応援しています!